SSブログ

超音波カッター [工具]

グラス胴の穴空けに超音波カッターが便利です。
IMG_5739.jpg

IMG_5740.jpg

使っている方はご存知だと思いますが、カッター刃を40kHzの超音波振動
させることにより切っていく道具です。(所有機の場合)
刃が振動しているので、勝手に切れていく感じです。
FRPの場合はガラス繊維があるので刃を少し前後させる必要がありますが、
力を入れなくても切れていくので、失敗することがありません。
(カットしたらエッジをヤスる作業は必要です)

ラジコン関係だとベニヤ板のカットにも使えます。
ハイパワーモードにする必要がありますが、レーザーカットのように
焦げ跡を残しながら切れます。

ちょっと高いのですが、買って損はない工具だと思います。
IMG_5741.jpg


コメント(0) 

リポ保温バッグ製作 [工具]

寒い季節はリポが冷えていると性能を発揮できないので、
ウオーマーバッグを使っています。

昨冬まで使っていたのはTURNIGY製バッテリーウオーマーなのですが、
電源範囲が12Vまでなのです。
最近は発電機を持っていかなくなったので、これが使えません。
DSC_0002_b.jpg

ならば作ってしまえと作業開始です。
ネットを検索すると自作されている方がいるので参考にしますが、
今回、電源はお蔵入りになったリポを使う予定なので、変更が必要です。
IMG_4398.jpg

まず、発熱体には釣り用のハリスを使いました。
ナイロンコートワイヤーなので、ショート防止にも良さそうです。

さて、どのくらいの長さにすれば良いかですが、ちょっと面倒なので、
下記は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

TURNIGY製のが12Vで2Aの消費電力なので24W相当です。
今回の電源は5セルで21Vmaxなので、24W/21V=1.1A程度に
なるようにします。
使ったハリスはゴーセン太刀魚用#45x7というもので、
10m長で360オームでした。
4分割の2.5mで90オーム。これを並列に束ねて22.5オームです。
電流値は21V/22.5オーム=0.93A とそこそこ合いましたのでGO。

適当な大きさのベニヤ板にハリスを引っ掛ける切り欠きを付け、
熱が直接ベニヤに伝わらないよう0.2t銅板を敷きました。
板との固定にはカプトン耐熱テープを使っています。
(普通の粘着テープでは熱でやられてしまうかも)
IMG_4400.jpg
IMG_4401.jpg

使ったハリスはコーティングされているので、接続部をライターで
炙って被覆を取りました。最初、紙やすりで取ろうとしたのですが、
全く導通出来ませんでした。
端子をカシメて、電源コードを接続できるようにしました。
IMG_4402.jpg

完成したので電流値を測ったところ0.8Aでした。
リポは満充電していないのでこんなところでしょう。
温度を測ってみようとしましたが、放射温度計ではうまく測れなかった
ので、手で触った感じでは少し熱いかな程度で良さそうです。
ちなみに、均一に放熱するようにハリスの上にも銅板を載せています。
IMG_4403.jpg

適当な大きさの保温バッグにリポと発熱板を入れ完成です。
IMG_4404.jpg

IMG_4405.jpg

6300mAhリポを並列接続して電源に使うので12Ah相当です。
電流値が0.8Aなので、10時間くらい使えると思います。
さて、使い勝手はどうかなぁ?

ちなみに、火災の可能性もあるシロモノなので、製造販売は出来ません
(責任がもてません)ので参考まで。(それならば、ブログに書くなって?)

(追記)
この記事を見たお客様から、スタント機はパンチ力いらないのに温める必要性
ってどうなの?と問われ、電話ではうまく説明出来なかったかもしれないので、
改めて私の考えを書きます。

リポの容量を最大限使いたいのです。

リポが冷えているとパンチ力が無いのは、内部抵抗が高くなっているせいだと
思います。測ったことが無いのでどのくらいと言われても答えられませんが、
パンチ力が無い=電圧降下が大きいなので、原因は抵抗値しかないからです。

抵抗値が増えると、その分は熱になって消費されるので、無駄な電力を使って
いると言えます。本来はモーターで消費されるべき電力が足りなくなるのを
出来るだけ少なくしたいのです。
測っていないので、それが無視できる量なのか多いのかは把握していませんが、
温めるという簡単に出来ることで、少しでも防げればと思ってやっています。

(追記2)
12/10発売の今月号ラジ技にリポ保温の記事が載っていました。
低温時の内部抵抗は常温時の2倍程度になるようです。(ヤッパリね)
でもショックだったのは、保温材に「ユタポン」を使うとのこと。
その手があったかぁ~!


コメント(0) 

メガネのコイケ [工具]

パワーグラスを作りにメガネのコイケさんに行ってきました。
IMG_4827.JPG

今回2個目になるのですが、最初に作ったのは度無しパワーグラスでした。
その後、近視になったので、眼鏡+クリップオンサングラスで飛ばしており、
やはりパワーグラスに比べると、、、とは思っていたのです。
ところが最近、機体が見え難いなと思って視力測定したら、なんと度が弱くなっていて、
どうせ作り直すなら、度付きのパワーグラスにしようと思った次第です。

昔はティアドロップしかなかったパワーグラスのフレームですが、今は何種類もあり、
選択に悩むくらいです。
IMG_4830.JPG

実際にかけてみたところ、音田さんも使っているというこのタイプが気に入りました。
樹脂フレームで物凄く軽くて良いです。
(カメラ画角のせいで、フレームが大きく写っていますが、実物はOK)
サンプルのレンズは色が薄かったので、前回同様パワーグラスProにしました。
IMG_4829.JPG

メガネを選んだ後は店長の小池さんとラジコン談義になり、長時間お邪魔して
しまいました。小池さんの奥様やお母様とも話が弾み、楽しい時間を過ごさせて
いただきました。
IMG_4831.JPG

お店は、三河島駅から数分のところにあります。
通販もやっているそうなので、遠方の方でも大丈夫ですよ。

メガネのコイケ

コメント(0) 

シンプルバランス充電コードVer.2 [工具]

シンプルバランス充電コードVer.2を作ってみました。
というのも、長く使っていると接触不良を起こすことが分かってきたからです。
JST-XHメスコネクタは基本的に基板に半田付けして使うようになっているため、
今の構造では、仕方がないのかもしれません。

という訳で、Ver.2では基板に付けるタイプにしようと考えました。
まずコネクタの仕様を確認すると、ピンピッチが2.5mmです。
試作なのでユニバーサル基板で作ろうと思ってましたが、一般的には2.54mmピッチで
2.5mmは特殊基板ということが分かりました。(ベラボウに高い)
0.04mmの違いなので、無理すれば入る?かもしれませんが、ちょっと方針変更。

純正のHyperion製バランスコネクターマルチアダプターボードを眺めていたら、
これを改造すれば使える!とヒラメキました。
IMG_3853.jpg

まずは、不要な部分をカットするため、裏側のスポンジを剥がします。
IMG_3854.jpg

使わない5セル~7セルコネクタを外します。
ところが、これが大変でした。両面スルホール基板に半田付けされているため、
ハンダを吸い取ったぐらいでは抜けません。最終的にはコネクタハウジングを
分解し、ピンを1本1本抜く羽目に。
IMG_3855.jpg

コネクタが取れたので、5セルから先の基板をカットします。
IMG_3856.jpg

付け替えるコネクタは横出しタイプにしました。
基板に直角に刺すよりスマートに出来ると思います。
IMG_3861.jpg

コネクタを半田付けし、補強のために熱収縮チューブで巻いて固定し完成です。
IMG_3857.jpg
IMG_3858.jpg

早速、使ってみると、ある程度基板が大きい方が抜き差し時に持ちやすいので、
楽に使えることが分かりました。しばらく使ってみて評価します。
これでバランスコネクタ部の不具合が減ると良いな。
IMG_3862.jpg
コメント(0) 

クリーンポット [工具]

塗装時にシリコンオフで脱脂する際、最近使い始めて便利な
グッズだと思ったので紹介します。

IMG_3507b.jpg

クリーンポット 「HOZAN製Z-76」です。

普段使っているシリコンオフは瓶に入っていて、布に染み込ませる作業は
結構面倒です。
また、うっかり瓶を倒してしまい、シリコンオフをこぼしてしまったりの
経験は誰でもあると思います。

クリーンポットは、上の皿をプッシュすると、適量が皿の上に
出てくる仕組みです。ポンプで出るのでブシュッとなるので、普通は
上に布を置いてプッシュします。溶剤がそのまま布に染み込み、
拭き取り作業が楽チンになります。
IMG_3508b.jpg

ガラス瓶以外はALL金属製で出来ているので、シンナー等の溶剤にも
使えるそうです。シリコンオフも結構強力な溶剤ですが大丈夫でした。
あと、二次的な効果ですが、使う量が減るのと瓶の溶剤が抜けないので、
部屋の中で使っていても、クサくなり難いです\(^o^)/

私はモノタロウで買ったのですが、今はアマゾンのほうが値下げに
なっていますね。


Tips
シリコンオフで脱脂する際、どのように作業していますか?
以前私は、シリコンオフで脱脂したのに、塗装時にハジキを経験
したことがあります。(アリエスの主翼製作43
その時は脱脂が足りなかったのかなと思っていましたが、
実はやり方が間違っていました。

正解
1.シリコンオフを染み込ませた布で汚れを浮かす。
2.乾かないうちに綺麗な布で拭き取る。(つまり布は2枚必要)
IMG_3506b.jpg

シリコンオフで拭いただけでは、多くの汚れはそのまま再定着して
しまうので、空拭きが必要だったんですね~
また、大面積を一気に拭き取ろうとせず、乾かないうちにこまめに
拭き取る作業が大事のようです。
メーカーのHPで使用方法を見て、目からウロコでした。
http://www.kansai.co.jp/products/automotive/minihandbook/pdf/32.pdf




コメント(0) 

T18MZ無償点検・修理 [工具]

T18MZ無償点検・修理がアナウンスされました。
現象は使用開始から暫くすると電波強度が弱くなるとのこと。
これにより到達距離が短くなり、操作不能になる可能性があるそうです。
対象シリアル番号は、上位4桁が1407~1508です。
FUTABAのHPに掲載されていますので、御覧ください。
http://www.rc.futaba.co.jp/news/webdir/242.html
コメント(0) 

18SZへのデータ移行 [工具]

今度発売になった18SZですが、14MZや18MZからメモリーカード経由の
データコピーは出来ないようです。(今週Futabaがお盆休みなので未確認情報)

お客様からデータ移行を頼まれたので、手入力で入れるしかありません。
IMG_3714.jpg

実際に弄ってみると、色々と違いが分かりました。
良くなった点
・WindowsCEではなくなり、設定時のレスポンスが良くなった
・ユーザーメニューボタンで、よく使う機能が一発表示出来る
・日本語表記が優しくなった
・表示色が落ち着いた色になった
・アンテナ向きが上向きと下向きの両方に固定できる

いまいちな点
・AFRが2画面構成になり、ちょっと面倒
・送信機バッテリー残量が電圧表示になり、%表示ではなくなった
・漢字変換は出来ない

機能が削除されたもの
・ポイントカーブで、ポイント設定が%ではなく固定になった
・AFR内にあったデュアルレートが無くなった(別画面に移行?)
・ヒステリシス設定が無い
・AFRの全コンディション表示が無い

バグ?
・日付と時間設定で、あり得ない時間になる。設定が保存出来ない。

価格が半額以下になので、全く同じ機能とはいかないのでしょうが、
リーズナブルにはなったと思います。


コメント(4) 

機体スタンド製作(1) [工具]

注文が溜まっていた機体スタンドの製作に取り掛かります。
今までは直線切断以外は手作業で切り出していましたが、
あまりにも手間がかかるために、工場に依頼しNC機でカット
してもらいました。
IMG_3161_b.jpg
コメント(0) 

メガネの遮光カバー [工具]

飛行爺さんのブログにて、メガネの遮光カバーの製作記事があり、
材料を分けていただいたので、早速作りました。
IMG_2846.png
IMG_2851.png

作りも写真もそのまんま飛行爺さんのパクリです(汗)
今まで必要なときは名刺を使用して凌いでいましたが、
恒久的なカバーが出来て良かったです。


コメント(2) 

ダストカットメタル [工具]

外で塗装をすると、どうしてもブツ(異物)が付いてしまうことがあります。
乾燥してからペーパーで研ぐのも大変でした。
最近、使い始めたのがこれです。
IMG_2753.jpg

超硬で出来たブツ取りメタルです。
塗装面に置いて、平行に滑らすようにしてブツを削ります。
出っ張った箇所だけ削れるので、余計なところにペーパー傷が入らず、
綺麗に取り除けます。
写真はブツが分かりやすいように、ブツ取り前にペーパーをかけた状態です。
このクレーター?を無くすように削るのが難しいんですよね。

本当は少し角度を付けて当てるものらしいですが、慣れないうちは付属のヒモを使わず、
平行に置いたほうがやりやすいと思います。
なお、超硬のエッジは凄く切れるので、指を切らないように注意が必要です。

サイズは色々ありますが、大きいと高くなるので、一番小さいのを使っています。
これでも十分だと思います。
IMG_2754.jpg


事業者だったら、モノタロウのほうが安いですよ。



コメント(0)