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GFORCE製GD200 DISCHARGER [ショップ]

GFORCE(ジーフォース)から大電流放電器GD200が発売になりました。
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ハイペリオン充電器等では40W程度の放電しか出来ませんでしたが、
このGD200は型名にもある通り200Wの大容量となっています。

40W→200Wなので5倍です。

5セルだと2A程度でチョロチョロとしか放電できなかったのが、
9~10A程度流せるので、ストレージ放電があっという間に完了。
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放電中はヒートシンク部のファンがブルーに光りクールです。
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【Tips】
仕様的にはリポ2~8セル対応となっているので、10セルパックはダメです。
(お大尽な使い方でGD200を2台使えば同時に放電出来ますが(^_^;)
でもコネクタを工夫すれば大丈夫。
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5セルパックを並列に接続します。
放電器から見たら5セルで容量が2倍のリポが繋がっていることになります。
バランス放電はしない仕様なので、こういう使い方もアリです。

容量が2倍なので放電時間も2倍かかりますが、それでも従来品の半分以下の
時間で放電できます。
(参考:95%充電したリポ10セルを3.9V/セル(60%)への放電時間は16分でした)

並列コネクタ例(アンチスパークが付いているのは別用途の為)
G0270_6b.jpg

ちなみにフル充電した5セルリポは21Vあるので、最大放電電流は200W/21V=9.5A
が上限になります。

【注意】
200Wの放電器なので発熱量も大きいです。
もし何かあってもメーカーは責任持ってくれませんから、
使用に当たっては説明書をよく読み、十分注意してくださいね。

GFORCE製GD200 DISCHARGER(放電器)

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落下防止ボルト [Know How]

脚の取り付けボルトを胴体上側から付ける機種が増えました。
特に電動機だとバッテリー台の下に脚台座があるので、
取り付け取り外しが面倒です。

ボルトだけだったら当店でも扱っているBONDHUS製の
プロホールド・ドライバで落とさずに付け外しが出来るのですが、
ワッシャーはダメです。

簡単に作れる良いものはないかと寝ずに考えました(嘘)

材料はコレだけです。
ボルトに加えて爪付きナットとシリコンチューブです。
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まず爪付きナットの爪をペンチで元に戻します。
コキコキ揺らせば簡単に折れるので取ってしまっても良いです。
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爪付きナットをボルトに最後まで入れます。
この向きに入れるのがミソです。
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適当な長さ(13mmくらい)のシリコンチューブを頭に被せます。
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ワッシャー付きボルトの完成です。
所要時間10分くらいのお手軽工作。
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HEXドライバー先端をシリコンチューブに刺すだけで、
ボルトとワッシャーが落ちません。
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リポ保温バッグ製作 [工具]

寒い季節はリポが冷えていると性能を発揮できないので、
ウオーマーバッグを使っています。

昨冬まで使っていたのはTURNIGY製バッテリーウオーマーなのですが、
電源範囲が12Vまでなのです。
最近は発電機を持っていかなくなったので、これが使えません。
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ならば作ってしまえと作業開始です。
ネットを検索すると自作されている方がいるので参考にしますが、
今回、電源はお蔵入りになったリポを使う予定なので、変更が必要です。
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まず、発熱体には釣り用のハリスを使いました。
ナイロンコートワイヤーなので、ショート防止にも良さそうです。

さて、どのくらいの長さにすれば良いかですが、ちょっと面倒なので、
下記は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

TURNIGY製のが12Vで2Aの消費電力なので24W相当です。
今回の電源は5セルで21Vmaxなので、24W/21V=1.1A程度に
なるようにします。
使ったハリスはゴーセン太刀魚用#45x7というもので、
10m長で360オームでした。
4分割の2.5mで90オーム。これを並列に束ねて22.5オームです。
電流値は21V/22.5オーム=0.93A とそこそこ合いましたのでGO。

適当な大きさのベニヤ板にハリスを引っ掛ける切り欠きを付け、
熱が直接ベニヤに伝わらないよう0.2t銅板を敷きました。
板との固定にはカプトン耐熱テープを使っています。
(普通の粘着テープでは熱でやられてしまうかも)
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使ったハリスはコーティングされているので、接続部をライターで
炙って被覆を取りました。最初、紙やすりで取ろうとしたのですが、
全く導通出来ませんでした。
端子をカシメて、電源コードを接続できるようにしました。
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完成したので電流値を測ったところ0.8Aでした。
リポは満充電していないのでこんなところでしょう。
温度を測ってみようとしましたが、放射温度計ではうまく測れなかった
ので、手で触った感じでは少し熱いかな程度で良さそうです。
ちなみに、均一に放熱するようにハリスの上にも銅板を載せています。
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適当な大きさの保温バッグにリポと発熱板を入れ完成です。
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6300mAhリポを並列接続して電源に使うので12Ah相当です。
電流値が0.8Aなので、10時間くらい使えると思います。
さて、使い勝手はどうかなぁ?

ちなみに、火災の可能性もあるシロモノなので、製造販売は出来ません
(責任がもてません)ので参考まで。(それならば、ブログに書くなって?)

(追記)
この記事を見たお客様から、スタント機はパンチ力いらないのに温める必要性
ってどうなの?と問われ、電話ではうまく説明出来なかったかもしれないので、
改めて私の考えを書きます。

リポの容量を最大限使いたいのです。

リポが冷えているとパンチ力が無いのは、内部抵抗が高くなっているせいだと
思います。測ったことが無いのでどのくらいと言われても答えられませんが、
パンチ力が無い=電圧降下が大きいなので、原因は抵抗値しかないからです。

抵抗値が増えると、その分は熱になって消費されるので、無駄な電力を使って
いると言えます。本来はモーターで消費されるべき電力が足りなくなるのを
出来るだけ少なくしたいのです。
測っていないので、それが無視できる量なのか多いのかは把握していませんが、
温めるという簡単に出来ることで、少しでも防げればと思ってやっています。

(追記2)
12/10発売の今月号ラジ技にリポ保温の記事が載っていました。
低温時の内部抵抗は常温時の2倍程度になるようです。(ヤッパリね)
でもショックだったのは、保温材に「ユタポン」を使うとのこと。
その手があったかぁ~!


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F3A中古機情報 [ショップ]

委託販売品に西岡製MARVEL(マーベル)を登録しました。

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西岡さん自身の製作によるワンオフ機です。
日本選手権に2回出場機なので調整はバッチリで、
受信機バッテリーを用意すればすぐに飛ばせます。

MARVEL(西岡製マーベル)
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