-->
SSブログ

ESCの発火防止策(その2) [Know How]

他にESCが発火する原因として考えられるものに導電性異物があります。

導電性異物?と思われる方が多いと思いますが、カーボンの粉が代表例です。
機首部がカーボン成型された機体で加工等を行った際に掃除が不十分だと、
カーボンの粉がESCに付着して、あるタイミングでショート~発火に至る
メカニズムです。

MC9100Aでは基板がシールドされていないので、ゴミや異物が入り放題です。
そこに導電性のものが入り回路ショートしたら、場所によっては火を噴く
ことがあると思います。

私のところにコネクタを取付け依頼されたESCが届くのですが、使用中の
ESCの場合、何か付いているなと思って拡大鏡で見ると、黒い粉が付着
していることがたまにあるのです。
本当に導電性かどうかは分析器具を持っていないので調べようが無い
のですが、いかにも危なさそうでしょ?

お願いしたいのは、モーターやESCが載った状態でカウルの切削加工は
絶対に止めてください。

メカ積み時も含めてノーズカウルを加工した際は、掃除機で良く吸うか
エアーダスターで吹き飛ばすかした後に、アルコールスプレーをバンバン
かけて洗い流してください。

まだ続きます。


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。