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ハードケースLiPoの分解と放電 [パーツ]

燃料ポンプ用に使っていたLiPoですが、燃料がかかってしまい塗装が剥がれて見苦しい状態でした。
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電動カー用の電池なので耐燃塗料ではなく、多分ラッカー系が塗られているせいだと思うので、剥がしてウレタン再塗装しようと目論みました。
剥がす前に一応放電させておこうと思い、充電器の放電モードをかけたところ、電圧不足のアラームがなりました。?と思い、テスターで電圧測定したところ、3.4Vしかありませんでした。
しばらく充電しないで使っていたせいだと思うのですが、最終放電電圧まで使ってしまったんでしょうね。電動ポンプなので電圧低下に気づきませんでした。

ハードケースに入っているので、外観からは膨らんでいるか分からないし、高い電池でもないので廃棄することにしました。どうせ廃棄ならばとカラ割りしてみることに。
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3.7V、4600mA(30C)の仕様でしたが、中身は2300mA(25C)×2Pでした。なんだ50Cあるんじゃないと思いましたが、燃料ポンプに使っている分には放電性能は必要ありませんね。

でも外観を良く見ると、リポのラミネート角に破損が見られました。
カラ割りの時に付けたものではないので、もしかしたら大事になっていたかもしれません。
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※以下の方法は、大変危険な場合があるのとリサイクルが出来なくなりますので行わないでください。 端子がショートしないように絶縁後、家電量販店等の回収BOXか各自治体の取り決めに従い廃棄してください。(2019/1/25追記)

廃棄は電機屋さんに持ち込む予定ですが、もし電機屋さんで火を噴いたら大変なことになるので、完全放電させてから出すことにしました。
放電のやりかたは塩水に浸ける方法です。ネットで調べてみると5%食塩水で良いようです。食塩水にリポを浸けてみると電極から盛んに泡が出始めました。
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リポ本体からの泡では無さそうなので、電極が電気分解しているせいだと思います。まあ問題ないだろうと暫く放置してから見に行ってみると、おぞましい状態に!
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電極の銅が溶けて、緑青になっています。
このまま放置しておくと廃液を捨てられなくなりそうなので、この方法は中止です。
取り出したリポは電極が真っ黒と真っ白に変色していました。
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リポから電極と基板を切り離し、端子がちょっとだけ残った状態にし、また塩水に浸けました。一日置いてみましたが、塩水はちょっと濁った感じにはなりましたが、今度は大丈夫そうです。これで1週間放置させ、完全放電させる予定です。
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コメント(2) 

コメント 2

危険です

何処の誰が言っていたか知りませんが,塩水につけて放電なんて危険極まりないので,やめてください。
塩素ガスの発生と過放電を引き起こします。
過放電が起きると内部短絡(デンドライト生成による)が発生する可能性があり危険です。
とにかく,使用済み電池は電極を絶縁して処分を業者に任せてください。
by 危険です (2019-01-25 16:10) 

MORRIS

危険です様
貴重なコメントありがとうございます。
記事に注意書きを追記しました。
by MORRIS (2019-01-25 20:38) 

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