コネクタ半田付け [Know How]
私のコネクタ半田付け方法です。
半田付けは奥が深くてこれが正解というのは無いと思いますが参考まで。
まずは使用中の機材について
後ろ側左奥のは卓上吸煙器です。後述しますが60/40ハンダを使っているので
煙に含まれる鉛成分とフラックス蒸気を直接吸わないように使っています。
(もちろん作業中は換気も大切です)
手前右側のは温度調節器です。60Wのハンダこてを使っているので長時間の
作業時に小手先の過熱しすぎを防止出来ます。
ちなみにコネクターのハンダ付けには60W程度が良いと思います。
それよりも小さいと熱がすぐに下がってしまいイモハンダになるし、大きいと
コテ先も大きくて作業性が悪いからです。
なお、こて先はエバーポイントに交換すると減りが殆ど無いのが便利です。
まず、コードの端面にハンダを少し流してやります。これをしておくと
被覆を剥いた後でも心線がバラけないので作業性が良くなります。
私はRCPROPLUSのソルダリングスタンドを使っていますが、コネクタと
コード両方が固定出来るので便利です。ただ、このスタンドは販売終了なのです。
新型は超高級品(約1万円)になったのですが、ご興味があれば問い合わせください。
6mmコネクタだと使う半田は約10cmくらい必要です。(線径1.2mm時)
お客様の付けたコネクタを見る機会が多いのですが、絶対量が少ないことが
多いようで、ちゃんと付いていない恐れがあります。
開口部が埋まっていて端面からも見えるくらい流した方が安全です。
時間だと10秒間くらい過熱しています。
半田が付いたら必ずフラックスクリーナーで洗浄します。
フラックスは絶縁物なので残っていると接触不良の恐れがあるからです。
蒸気が回る可能性もあるのでメスコネクタの内側も入念に拭きます。
※60/40はんだとはスズが60%、鉛が40%の一般的なタイプです。
共晶点が低いので作業性が良く入手もしやすいです。
環境的には鉛フリー半田でしょうが、共焦点が高くて使いずらかった覚えが。
Tips:Supra Xコネクタのホルダーの入れ方
例としてメスコネクタをホルダーに入れる場合、対になるオスコネクタを
押し金具として準備。
引っかかるところまでコネクタを入れたら、ホルダーを掴んで板に押し付けます。
かなり体重をかける必要があるので軍手をして作業が安全です。
奥まで入ったらオスコネクタを抜いて完成。(メスコネクタの場合はこの逆)
※押し込む際の押し金具にはホルダー無し仕様のSupra Xコネクタが
抜け止めが無いので適しているのですが、それだけのために購入するのは
勿体ないので、抜け止めありのホルダー仕様コネクタでも何とか使えます。
半田付けは奥が深くてこれが正解というのは無いと思いますが参考まで。
まずは使用中の機材について
後ろ側左奥のは卓上吸煙器です。後述しますが60/40ハンダを使っているので
煙に含まれる鉛成分とフラックス蒸気を直接吸わないように使っています。
(もちろん作業中は換気も大切です)
手前右側のは温度調節器です。60Wのハンダこてを使っているので長時間の
作業時に小手先の過熱しすぎを防止出来ます。
ちなみにコネクターのハンダ付けには60W程度が良いと思います。
それよりも小さいと熱がすぐに下がってしまいイモハンダになるし、大きいと
コテ先も大きくて作業性が悪いからです。
なお、こて先はエバーポイントに交換すると減りが殆ど無いのが便利です。
まず、コードの端面にハンダを少し流してやります。これをしておくと
被覆を剥いた後でも心線がバラけないので作業性が良くなります。
私はRCPROPLUSのソルダリングスタンドを使っていますが、コネクタと
コード両方が固定出来るので便利です。ただ、このスタンドは販売終了なのです。
新型は超高級品(約1万円)になったのですが、ご興味があれば問い合わせください。
6mmコネクタだと使う半田は約10cmくらい必要です。(線径1.2mm時)
お客様の付けたコネクタを見る機会が多いのですが、絶対量が少ないことが
多いようで、ちゃんと付いていない恐れがあります。
開口部が埋まっていて端面からも見えるくらい流した方が安全です。
時間だと10秒間くらい過熱しています。
半田が付いたら必ずフラックスクリーナーで洗浄します。
フラックスは絶縁物なので残っていると接触不良の恐れがあるからです。
蒸気が回る可能性もあるのでメスコネクタの内側も入念に拭きます。
※60/40はんだとはスズが60%、鉛が40%の一般的なタイプです。
共晶点が低いので作業性が良く入手もしやすいです。
環境的には鉛フリー半田でしょうが、共焦点が高くて使いずらかった覚えが。
Tips:Supra Xコネクタのホルダーの入れ方
例としてメスコネクタをホルダーに入れる場合、対になるオスコネクタを
押し金具として準備。
引っかかるところまでコネクタを入れたら、ホルダーを掴んで板に押し付けます。
かなり体重をかける必要があるので軍手をして作業が安全です。
奥まで入ったらオスコネクタを抜いて完成。(メスコネクタの場合はこの逆)
※押し込む際の押し金具にはホルダー無し仕様のSupra Xコネクタが
抜け止めが無いので適しているのですが、それだけのために購入するのは
勿体ないので、抜け止めありのホルダー仕様コネクタでも何とか使えます。
2021-09-22 17:51
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