永遠のゼロ [書籍]
百田尚樹氏のデビュー作です。
氏のことは、今年の本屋大賞「海賊と呼ばれた男」に選ばれたことで知りましたが、作品を遡ったときにタイトルでこれは零戦のことが書かれているに違いないと直感し、本屋で裏表紙を確認し購入しました。
零戦に関する本は、坂井三郎さんの「大空のサムライ」を昔に読んだきりですが、本書の中にもその坂井さんや実在したパイロット達が多く書かれており、グイグイ引込まれます。
また巻末の参考文献の膨大なリストからも、かなり史実に則った内容なのではないかと思いました。
ストーリー中に模擬空戦をする場面が出てきます。
互いに宙返りを行うのですが、劣位で速度が遅いほうの機のほうが一瞬、相手機の視界から消え去る技を繰り出すのです。本書の中では詳細は語られないのですが、多分スナップなのかな?
今年の12月に映画公開もされるようです。
2013-06-09 16:53
コメント(2)
私も読みました!
当時のパイロットの気持ちや、日本軍のとった行動等が良く調べて書かれているなぁ~と思いました。「海賊と呼ばれた男」も文庫本になったら読んでみます(^^)
by ポルコ (2013-06-09 22:30)
私は「海賊と呼ばれた男」を図書館に予約したのですが、ものすごい数の先約が入っているので、文庫本が出るのが早いかもしれません(^^;)
by RCTECH (2013-06-10 17:36)